近森人形
 
 
 
雛人形について
Q1 お雛様は誰がいつ買うの?
 
  A1  古くはお嫁入り道具のひとつとして持参したもので、今も母方の家から贈ることが多いようです。立春を過ぎたころから飾るとよいため、お正月を過ぎたころにお求めになり、日のよい日を選んで飾りつけをなさるのがよいと思います。
Q2 お雛様を選ぶポイントは?
 
  A2  一番はお顔、2番目にお衣装、3番目に雛壇や屏風のデザインを含めた全体の印象です。衣装は色や柄に目が行きがちですが、袖口を見ると素材や着せつけのよさがわかります。飾る場所と収納スペースのことも考えますと、大きさも重要なポイントになります。長く飾るものですので、お好みに合ったものをお選びください。
Q3 お手入れや片付けはどうすればいいの?
 
  A3  飾っている間は、毛ばたきでほこりをはらう程度で十分です。加湿器をお使いの場合は蒸気が直接あたらないようにしましょう。片付けはカラッとよく晴れた日を選んで行います。顔の部分に薄紙を巻き、衣装がしわにならないよう箱に入れ、樟脳を入れて虫食いを防ぎましょう。漆のものは固く絞った熱いタオルで拭き、よく乾かしてしまいます。人形は湿気を嫌いますので、なるべく高いところにしまうのがよいでしょう。